花屋のオヤジのドラテク?B友達の車に気を付けよう!
(少しずれたら私はペシャンコ?)



18歳で東京に出て、大学に通うようになった私は車と無線機を手にする事で、3歳〜60歳?、高校生・大学生・会社員・商店主・トラックの運転手・シナリオライターetcと幅広いお付き合いをさせて頂きました。福島弁の田舎者と最初に仲良くなったのが当時高校生だったB君でした。彼にとって私は便利な足であり、私にとって彼は優秀な?ナビだったのです。そして、常識を逸脱したナビに誘導された私は、今でも語り草になるような20代前半を過ごす事になりました。



画像は、彼にしては少し物足りないと思う転倒シーンです。コーナーの出口でカメラを構えてパシャ!顔を上げると、車が立っている?次に見えた時、車は私から数mの所に止まっていました。慌てて駆け寄りエンジンを切らせ、ケガを確認すると肩から少々出血しているのみでした。私は、彼が四輪ドリフトするのを予測してシャッターを切ったのですが、彼は、2輪走行⇒裏返し?⇒フロントを下にして直立(私には車の下面が見えた)⇒砂埃で見えなくなり⇒3〜4mの所に進行方向に向かって普通に?止まっていた。もちろん車は全損でした。

直後の彼の言葉
「あ〜っビックリした!」と。転倒が・・?と思ったら「後の荷物がドーッと降って来て頭にぶつかってさー!」と。おまえの頭なら壊れねーよ、と思いながら車内を見ると荷物室のカーペットまで前に来ている“まるでケーキの箱を横にして振った”状態でした。なるほど、当人でないと分らないコメントでした。
花屋のオヤジのドラテク?(追加)。荷物は、パワーウエイトレシオを悪くするだけでなく、凶器にもなるので注意!




B君のお母さんと隣りのおばちゃんの事情聴取。「何やったんだい?」 私「造成地を走っていたらさー、ひっくり返えっちゃって、車はもうダメみたい。」と軽く、笑いながら。「まったく、うちのBは!」と困ったお母さんの顔が今でも思い出されます。



一番上の画像
カメラはブロニカETR標準75_レンズでこの写真です。いかに近いか分かりますよね。アルバムから剥がす時写真が破れ、ネガは行方不明でした。白黒写真は、当時の私には新鮮だったので脱着式のフィルムケースを2個用意して使い分けていました。