待ち合わせは “ 名古屋市 栄 ” 午前11時。


朝7時に起床。用意をして東京小金井を出発。東名川崎インター8時頃、浜名湖SAで朝食。岡崎PAでトイレとヒゲ剃り。名古屋インターで下り途中のスタンドで給油(10時半頃)。栄の駐車場に車を置き、地下街の日産ショールーム前に着くのが10時45分〜55分。ここから、一日が始まるのです。

日産ショールーム前は、私が早く着いた場合の配慮だったのかは分りませんが退屈はしませんでした。ちょっと早い昼食を食べ。夕方まで走り回り食事をしてから、K子ちゃんの家に10時半頃まで、お邪魔して。ご両親達に見送られて南区を出発。11時頃東名高速、名古屋インターから入り。川崎インターで下り。小金井市に入るのが午前1時半頃。約350kmを3時間ほどで駆け抜けていました。
一日の走行距離は、東京、名古屋往復で700km+目的地往復=800〜1,000kmでした。
そんな話を福島でしても分かってもらえないのです。そこで、うっかり公式?記録を残してしまった話をしました。(昔の事なので、話半分です。) 午後1時から(さーて行くかー。と)用意をして。東京小金井を出発。田無市を抜け南浦和駅の脇を通り。東北高速岩槻インターより入りました。栃木県あたりから強い風が吹き。車は、上下左右に振られ、風と戦っているうちに。いつの間にか郡山の看板が。(M君より15分も遅い・・・。) そして高速を下りる時、時間調整を忘れた事に気が付きました。(何か言われるかなー?)と思いながら1時間45分前の時間が打刻された通行券を出しました。それでも分かってもらえないので、郡山15分と言うと。「それは速い!」と言って頂けました。その日は、午後4時には、家でくつろいでいました。
郡山15分は難しい事では無いと思いますが。そのペースで、公道を200〜300km走るのは危険が多いのです。所要時間は、交通量と、怪しい車が何台いるかによるようでした。


久し振りの峠で目にしたものは

峠を走る時。80km/hまでは何とかなる速度。120km/hまでは運次第。それ以上は何かあったら諦めようと思っていました。そして、頻繁に名古屋往復をするようになったある日。

関ヶ原近くのスキー場に行った時でした。長い直線を70q/h位で下っていると、元気な車が私達を追い越しました。(さっさと行っちまえー!と思ったら。) いきなり直前に入られ、驚いて急ブレーキを掛けそうになり。( こいつケンカ売ってんのか!) とムカついたので、K子ちゃんに「追い越していい?」と聞くと「危ない奴だ、追い越しちゃえー!」と許可が出たので。3速全開で追い越すと直ぐに速度警告音(125km/h)が。次の右コーナーは70km/hかなー?と思いながら、少し引き離す為に加速。コーナーが近づくにつれて、やたら緩いコーナーに見えたので120km/hで進入。数ヶ月前なら不安を覚える速度なのに、やたら遅く感じ。路肩に落ちている石や紙くずまで見えていました。次の左コーナーはフルブレーキで90km/h。こんなに遅くていいのかなと思いながらコーナーを5つほど抜けた見通しの良い所でミラーを見ると、さっきの車が見当たらない。追い着いて来るかなーと、やや速度を落として走り、山を下りた所の駐車場でコーラを2本買い、蓋を開けた時、その車が見えました。
その車、ギャランGTO−MR ( たぶん1800ccのDOHC )が、Zの脇に止まり。少しツッパった兄ちゃんが降りて来ました。(腕力には自信が無いので、まずいなー!)と思ったら。いきなり「速いねー!」と。(初めて言われた言葉でしたが、呆れるほど余裕のある運転をして誉められても、嬉しくなかったのです。) 一応、笑ってごまかし、4人で鍾乳洞を見に行きました。


高速道路を160〜180km/hで1日3〜4時間走る機会が増えていたので、峠とはいえ90〜120km/hは速く感じなかったのかもしれません。峠を、より速く走る為には。コーナーを攻める前に速度に対する恐怖心を克服する必要があるのかもしれませんね。

(俺の若い頃は・・・。という、とても信用出来ないお話です。)