M君と夕食を食べに行った帰りでした。三鷹から武蔵境に向って70q/hで走っていると、突然ガー!っと音がして、目の前が真っ白になりました。(拓海君の86と同じように大量の水蒸気が出ていました。) 全く前が見えないので助手席に乗っていた私が、路肩までの距離を見て誘導。無事に止まってから水温計を見るとオーバーヒート。大量の水蒸気が噴出していたので。冷えるのを待つ為。M君と二人で歩道に座り「この車、もうダメかなー?」と言うと。「直るよ。」と言って修理工場を教えてくれました。翌日、エンジンを掛けると、ドッドッドッと変な音がして30km/hしか出ませんでした。原因は、ガスケットが抜けシリンダー内に冷却水が流れ込み。冷却の為の水が減りオーバーヒートしたとの事でした。
1ヶ月ほど前に福島のスタンドでオイル交換をした際に。「オイルに水が混じっているから注意したほうがいいよ。」と言われていたのです。これが“注意”では無く“修理”だったらシリンダーブロックの変形までには至らなかったと思います。距離計は、60,000kmに近づいた頃でした。


S30、GS30で、かすった事もない私が・・・。
K子ちゃんR子ちゃんが東京に遊びに来た時でした。富士山周辺を案内して本栖湖へ。数ヶ月前に、U君の車で水遊びをした場所へ。なんか様子が違うと思いながら岸辺へ。Zは砂の上でも雪の上でも走る!と過信していたのが裏目に出て、こんな姿に。後ろに乗っていたR子ちゃんに「内池君、水が・・!」と言われるまで脱出できると信じて車を動かしていました。車から降りて、やっと無理だと判りました。周囲には10台位の車がいましたが、誰も手を貸してくれる様子が無いので、近くで道路工事をしていた人に助けを求める事にしました。
現場の監督と思われるオジサンに「すみません、車が湖の岸で動けなくなったので引っ張って欲しいんですが。」と言うと。オジサンは、「引っ張るのは、いいんだけど、ありがとうで終わりなんだよな。」と言いました。一瞬、意味が分かりませんでしたが。そうかお礼か、と思い。「どうすれば、いいんですか?」と尋ねると。「今日も暑いからジュースでも買ってくれ。」と言うので人数を聞くと12人だったので2,000円を渡し。車の所で待っていると。なんと大きなブルが来てくれました。(小さいので十分だったのですが・・・。) おかげでとても簡単に脱出する事が出来ました。
(バッテリーのブースターケーブルと、伸び縮みする牽引ロープは常備品。)
オジサンは牽引ロープを見て。「そんな物ではダメだ!」と言ってワイヤーを差し出しました。(いきなり引くと壊れるー。)と思ったら、ほとんどショックが無いほど静かに引いてくれました。
(撮影したのはK子ちゃん。焦っていた私は写真が出来上がってから写されていたのを知りました。)


こうなる予定でした。
(春に四国のHちゃんが来た時の物。)

原因は、夏で渇水していた為。浅い場所が無くなり急に深くなっていたのでした。


夏の連続高速運転の為、エアコンのコンプレッサーが壊れ・・・。
ある日、他のZがとても綺麗に見えました。
それにしても“艶が無い”と思ったら。フロント周りに無数の傷が出来ていました。傷の形状から、虫や風で舞い上がった砂との衝突によって出来た物と思われ、助手席側のフロントウィンドウには、1ミリ角位の欠損までありました。

そして新型フェアレディZ発表を機に、乗り替えを検討。
唯茂君から引き継いで20ヶ月、距離計は約68,000km。( 17ヶ月間で約48,000kmを走り ) 私の運転を助け、沢山の思い出を創ってくれたGS-30Zと別れる事になりました。


花屋のオヤジのドラテクJ高速走行時(50m/s位)の工夫?
○直線道路での渋滞。
道が少しでも曲がっていれば、前走車の周囲の風景が変わるので走っている事が判りますが、直線道路の場合、ブレーキやハザードランプが点灯していないと判断しにくいのです。(前走車が、100km/hなら減速は80km/h分、止まっていたら180km/h分の減速を強いられます。)一瞬の遅れが追突につながる可能性があります。私の対策は、少し頭の位置を下げ、ハンドルの上端と前走車の隙間の縮む速度で判断していました。多少の経験が必要ですが、試す価値はあると思います。
○落下物。
慣れないうちは、落下物を見ると引き寄せられる気がしました。自分が通りたい路面を見るようにすると楽に交わす事が出来ました。
○日中のトンネル
一瞬でも早くトンネル内の状況を知りたいので、少し手前から片目を閉じ。トンネルに入った所で、目を開くと良く見えますよ。(常識的な事ばかりですね。)


後は、最後まで諦めない精神力に、運と勘です。人の迷惑にならないように頑張って下さい。